ぼくは赤ちゃんからお年寄りにまで
同じことを説いてまわってる。
ほんとのこというと
「この問題(解説)は いろいろテキストや問題を引っ張り出したりして
読み続けて考え続ければ
あなたにも
そのうち
わかる
はず」
なんだけど
そういうと
げんなりするだろうから
読めばわかる
と暗示のように話してる。
その人にはまだ早すぎる問題はなるべく渡さないように気をつけてる。
実際は
わかるまで読みなよ。 頭を使い続けるんだよ。 あきらめないで ほら。 そこであきらめたら かわれないよ。
ほら読みなよ。 読めるまで…
って言ってるんだよね。
すずのきの人たちは
よくがんばってるよ。
先々週のVもぎに続いて 明日もVもぎがある。明日はふたり受けるんだけど
ひとりは終わったら図書館に行って勉強するらしい。
もうひとりは 早く帰しそびれたからか、中3の最後の方まで物理を勉強してた。
今日面談した人たちは 終始 真剣なまま夜まで走りきってたし
もちろん 他の中3も。
それをみてる中2も 中1も。なんなら中受生にいたっては 1番はやくにフライングで来て、7時半まで勉強してた。
高校生たちも 学年上位集団らしく 走ってる。
それを追いかける2番手グループも 9月毎日のように英語に科学に生物に数学に よく走ってる。
ぼくは
「読めばわかる」
「はやくこい」
「もう帰るのか?」
「定着させろよ」
「おかしいだろ?」
「ふーん」
「手伝えそうなことは言ってください」
「しつもんないかー?」
くらいしか言ってない。
あれこれ言うときも もちろんあるんだけど
あんまり言われたくないだろうし
ぼくは しつこいから
なるべく言わないようにしてる。
強度の高い勉強をしてると思うよ。実際。
自分を律することのできる人でないと まずムリだとおもう。
あばれちゃうから。
そのうち
机に向かって ページが進んでいく感覚 解ける問題が増えていく感覚 を味わうようになるわけだけど
それだけで立ち向かえるほど 勉強に関するアレコレはやさしくない。
なんで あの人たちががんばれてるのかっていうと
やっぱり
がんばれる人に育ってきたからなんだろぅね。
いや 実際すごいんだよ あの人たち。