久しぶりだったから改めて小学生に聞いてみた「これをやってる意図は?」

  

  

 

 

 

①文章を2つ読んで

(制限時間5-6分、その日参加してるメンバーによる)

 

 

②5問の質問に答える

(今日の場合 1.8世紀頃の中国は何と呼ばれてた? 2.楊貴妃を死に追いやった人は? 3.世界三大美女と呼ばれることがある日本人は? 4.小作料とは? 5.この童話から学んだことは?)

 

 

 

ということを平日の大体 17時40分~18時に受験生以外の小学生全員で取り組んでる。

 

受験生は中高生部屋のぼくのまわりに座ってるから不参加。

 

 

 

夏休みや9月は帰る時間がバラバラだから 開催しなかったけど

 

今日からまた 最後にいい集中を持ってくる時間をつくっていこうとおもう。

 

 

 

 

でね

 

 

今日 答え合わせをみんなでしていくときに聞いてみた。

 

 

「この取組の意図は?」

 

 

 

 

やっぱり

出題意図を理解しながら取り組んでくと

 

効果的に学べるからさ

 

 

生徒たちには 常に出題意図や話しているねらい・本旨をかぎ取る嗅覚を研ぎ澄ませていってほしい。

 

 

そう 接してる。

 

 

あえてかみ砕いて話すこともあるんだけど

 

説明の話しは わかりづらくまわりくどい くらいの方が

 

理解力も聞き取る力も伸びるんじゃないかと思ってる。ぼくはね。

 

 

 

 

 

で 生徒の答えは

 

「たくさんのことを知るため」

 

 

 

 

 

 

 

 

正解だね。

 

 

 

 

問題の答えを伝えるときに

 

 

脱線しながら いろいろなことにふれていく。

 

 

 

覚えさせようとして話すわけではなくて

 

こうして何十回何百回と話を聞いているうちに

 

同じようなことが何度か出てくるだろうから

 

小学生のうちに自然に入っていったらいいし

 

さまざまなことに興味がわいていってくれたら最高だな と思ってはなしてる。

 

 

 

 

取組のねらいには 他にもあって

 

 

時間制限の中で読むこと

速く読めないと、後々こまる

 

 

 

  

 

覚えるために読むこと

覚える力は小学生と中学生で驚くほどに違う。できるだけ楽しい要素で鍛えたい。

 

 

 

 

ものしりになること

読むだけでもものしりになる。さらに、答えあわせの体でお話をたくさんしていくんだけど、なるべく小学校ではふれない内容にふれて興味付けしようとおもってる

 

 

 

 

表現すること

頭の中であいまいにあるだけでは弱い。アウトプット、言語化できてこその得点力だ。小学校のうちから磨いていく。自由記述も出題。

 

 

 

 

集中力のスタミナをつけること

1時間半以上勉強した後、さらに最後に20分くらい 超集中状態にもっていく。

 

 

 

すみからすみまで読むこと

なるべく見つけられないことも出題する。

 

 

 

 

どちらともいえない問題にあたること

それもいいね、と承認される機会をつくってる。賛否両論ある論点なんだけど、ぼくは『あなたの書く解答はすべて正しい答え、それに加えて模範解答になる答えも自分の中で発見して 置きにいけるようにしよう、国語は自分の見方・筆者の見方・作問者の見方 たくさんのものの見方を身につける勉強だよ』と ごくたまーに話してる。

 

 

 

 

 

 

 

とまぁ たくさんねらいがあるんだけど

 

何よりぼくは

 

子どもたちとコミュニケーションがとれて

 

たのしい

 

 

 

 

 

小学生とあそべて楽しい。

 

 

  

 

 

 

普段

 

どうしても学力を鍛えないといけないから

 

答えをカンタンに教えないわけだけど

 

 

 

そういう学習から 一歩脇にそれて

 

 

 

たのしく 話していられる。

 

 

 

 

 

 

たのしく 子どもたちの話しを聴いていられる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それで国語力や知識が伸びるんだから

 

なんでもっと前に思いつかなかったんだろって思う。

 

 

 

 

どんどん早く思いつかないとね。こういう取組を。

 

 

 

うん。