どうだろうね。ドキドキしてくるのかな。
小3っていうと
9歳~10歳だよね。
すずのきは いま5人が鍛えてるけど
低学齢のうちから鍛えるのは 大いに賛成。
そのくらいの年齢の子たちの教育の現場
つまり 小学校の先生方は よーくわかってらっしゃると思うんだけど
小学生での学力差は 実は埋めようもないほど遅れていることがある。
筑駒・開成を狙うような人とくらべてではなくて
中学生になったときに 真ん中とくらべて
もう これ どうしたらいいんだい って埋めようがない差がついていることは
小学校の教室では まったく珍しくないんだとおもう。
学級担任制が6年間継続することはないだろうから
継続的な指導が難しいんだろうね。
あと学校の先生方は ケアする人数も多いし 学習指導以外に求められることも膨大にあるんだろう。
小6で 分数・小数がほとんど定着していないなんて
全然めずらしくないよね。
割合や速さの
文章題なんて もちろんだし
あまりのあるわり算や わり算のひっ算がほとんど定着していない子も1割じゃきかないはずだよ。
でもね
その定着を学校の先生に求めるのは酷なんだとおもう。
小学生が何かを頭に定着させるのって
大人が思うより とてもむずかしいんだよ。
小学生と中学生だと トレーニングしてきた量がちがうから
暗記するってどういうことなのか 体感が少ないんだよね。
ずっと わり算のひっ算や 分数の加減を繰り返せるほど
個別対応はのぞめないし
子どもがそれをのぞまないと 誰にとっても 苦しいことになる。
高学年だと 勉強することにガマンしないことに馴れちゃってたりするから
まず 座ってることや 文字をおうこと 考えること 諦めないことを 獲得させるのにも時間がかかる。
中学生になると 精神的な成長も手伝って 少しは我慢強くなるけど
小学校の高学年は「なんで勉強しなきゃいけないの?」がつきまとったりするから
鍛えてない子は相当 大変。
この仕事をしてなかったらまるで気づかなかったし
これだけ低学年からたくさんの子どもたちをお預かりしていなかったら気づかなかったかもしれない。
差は
つき続けるし
なんなら 量をこなすためのスピードとスタミナは
先行したものが有利であり続ける。
工夫も集中力も
別に遊びでなくて 勉強で身につけられるから
やはり勉強は はやめにはじめたほうがよろしい。
分数・小数ができなくなった状態で
『勉強することは当たり前』にするのって
相当 負担が大きいからね。
鉄は熱いうちに
ぼくはそう思うよ