打ち上げ

 

 

 

中学生が 『ウチアゲ』 というと違和感を感じるのは私だけだろうか。

 

 

 

 

 

「打ち上げ 行ってきます」

 

 

 

 

午前中 そういって 新高1が帰っていった。

 

 

 

  

粉やさん で クラス会らしい。

 

 

 

 

  

  

  

 

「花火でも上げるのか?」

 

 

と3年前までは 毎年おきまりだったセリフをはいて さよならした。

 

 

 

  

 

 

 

  

  

 

 

  

で?

 

 

 

 

 

  

  

 

 

 

  

 

 

そう

 

 

 

  

 

 

  

 

ぼくが書くのはいつもどおり。

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

18時半 勉強しに戻って来た。

 

 

 

  

  

 

 

  

 

朝から勉強してた新高1は 逆に 帰っていった。

 

 

  

 

 

 

  

 

  

 

 

 

  

 

 

 

  

 

高校の勉強は とっくに始まっているし

 

 

いつもどおり たんと勉強しているすずのき高等部の面々は そうやってジリジリと伸ばしてきた。

 

 

  

 

  

 

 

伸びるのは試行錯誤を繰り返しながらジリジリと なんだけど

 

 

 

普段の勉強は

 

 

高校受験のその時から 

 

不断

にやってきた。

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

どーん

 

 

  

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

そう 

 

もしかしたら

 

 

 

『フダン』 を言いたかっただけなのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

  

 

まぁ ちょっと一息

 

 

 

  

なんて 普通のことを言ってる人に抜かれる気はしない。

 

 

  

 

 

 

そもそも ライバルは同じ学校の人なのか って話もある。

 

 

 

 

  

 

  

 

いずれにしろ

 

『学校の常識』では

 

 

学校でとびぬけた存在になれるはずはないし

 

 

 

  

 

どうせ勉強するなら 学校の平均 なんて まっぴらごめんだ。

 

 

 

  

 

 

  

 

 

  

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

  

どーん

 

 

 

 

 

 

 

  

のんきに粉モノでも食べたあと

 

スマホいじっててくださいよ

 

 

 

 

  

 

その隙に 英文でも読んでますから。

 

 

  

 

  

 

 

 

 

  

 

  

 

どーん

 

 

 

 

  

  

 

 

 

 

 

 

ふつうでいいのか? って

 

 

そういうことなんじゃないですか

 

 

 

 

どこを基準にしての普通 なのか?って。