やっぱりおかしいんだよ

 

 

 

 

この時点で 指定校の校内推薦を通過した人は 

 

すずのきで2名中2名

 

 

  

 

 

ほかの人たちは ぼくの2年間にわたる説得もむなしく 指定校推薦すら出さなかった。

 

 

 

 

 

  

 

出せばいっちょ上がり って人も何人もいたのに出さなかった。なんのための定期テストへの勉強で なんのための高順位なのか… とはおもうし…

 

 

  

  

 

 

  

 

 

  

 

なにより

この先の血管への負担を考えると 悔しくてならない。

 

 

  

 

  

 

 

  

  

 

 

だけれども ぼくの人生ではないので

仕方ない。

 

 

  

 

 

  

 

  

  

 

各々の受験に向かっていくよりほか ないのである。

 

 

 

 

  

 

 

  

ちなみに 指定校推薦で自分の第一志望に進むっていうのは 稀有なことである。

 

 

 

  

 

それは学校の超上位   しかも自分の志望先に自分より1人でも上位がいないことが条件になる。

 

 

 

 

 

 

たとえば 千葉商科大学付属高校には とある大学の指定校推薦枠が1枠あるんだけど

 

 

理系クラスなら そこを目指すでしょう! って枠なんだよね。

 

 

  

  

 

そうなると 2位では だめ

 

1位 しか許されない。

 

 

 

  

 

 

 

ほとんどの高校

高3の1学期までの全成績で指定校推薦は決まるから

 

 

2年間と3か月がんばって

 

 

 

結果 学年2位

 

 

 

  

 

  

だと 不本意な結果になる

 

 

 

  

そういうことが指定校推薦での受験では よくある。

 

 

 

 

 

  

 

 

  

 

どの学校でも

学年10位台では

 

通るかどうかなんて ほんと 曖昧で心もとない。

 

 

 

  

 

せっかく その学部を志望する気持ちをかためても

 

むしろかためない方が よかったんじゃないか って結果になったりする。

 

 

 

 

  

 

すずのきの2名

 

 

 

しっかりここまで 目指してきたところに 予定通り 校内選考を通過した。

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

勝てる勝負をして

 

勝ちきった 2年半だった。

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

  

 

 

と ぼくは満足してるんだけど

 

 

今朝も 2名とも勉強をしてる。

 

 

 

  

 

 

 

 

2人には 大学のシラバスをみて

引っかかってはいけない科目の教材をとりよせてわたしてあるんだけど

 

 

 

 

 

 

なぜか ふたりとも 学校の勉強をしているみたい。数Ⅲと生物をすすめてるね。

 

 

 

 

  

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

指定校推薦はあまくない。

 

 

  

 

 

  

むしろ 1年生から 細い糸をたどり続ける精神力が問われる 激辛ロード

 

 

 

 

  

 

  

 

そこを 第一志望で通りきるような人は

 

ちょっと ぼくとは感覚がちがうよね

 

 

 

  

 

 

というわけで

 

 

ぼくは

 

すずのきにいる 高3 全員と

 

 

 

感覚があわない。

 

 

 

 

 

 

 

  

 

ぼくが おかしいのか

 

かれらが おかしいのか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

  

 

ぼくは かれらが非凡なだけだと いつもおもってるんだけど

 

ほんとのところ 一体どうなんだろうね