目的は
ゆっくり 深く 読む
本番では 時間制限があるけど
練習段階では まずゆっくり
文章に書いてあることを理解することを目的にしたらいい。
要約は 文章をつかまえることだけど
ここでは 自分の意見や 言葉をおきかえることを極力さけてほしい。
もちろん磨きたい 大切な能力なんだけど
まずは筆者や作者の表現を、意味をつなげながら
そのまま抜き出すことも重要なんだよね。
一言一句あわせる必要はないけれど
なるべく そのまま ね。
で この要約
ぼくが生徒とするときは2ステップにわけている。
まずは
『削り取り』
文章中から 要約という観点からは削っていい部分を
線で消させる。
そうすると ぐっと文章が絞られる。
その上で
さらに重要なところを
つなぎ言葉を考えたり
順番を組み替えたり
少し いいまわしをかえたりして
『要約』
していく。
指導のポイントは 2つ。
① 途中で口をはさまないこと
② できあがったものをほめること
ぼくが取り組む場合は
この際に てにをは を指摘したり
違う観点を話して深堀することもするけど
家でやるときは、②ポイントに絞ったほうが継続性がでる。
苦手な文章読解を少しでも前向きに取り組ませる方法のひとつね。
これを地道にできると 記述は苦手でなくなる。