方程式を使わない中学受験。
面積図を使いこなすのが大切なステップが必ずやってくる。
さらにその先の難関校は面積図はそんなに多用しないけど、まだ4年生なら かならず面積図を使う局面で
問題を図にすること
立式
に もだえ苦しむことが待ってる。
くるしむのはいいとして
問題は…マスターせずに そのまま進んでいって、ずっとできないまま….そういう可能性もとても高いこと。
鶴亀算・旅人算・平均算・濃度算【面積図】
特殊算のたびに あてはめで やりすごす。
家勉で膨大な時間を溶かす。
これは 中学受験のもっとも苦しい記憶のひとつとして ぼくの中に刻み込まれてる。
新御茶ノ水の授業のときには わかったんだ。
家にかえると 溶けてる。
面積図は 九九のように使いこなさせたい。
道具の習熟の問題なので
そこで コンプレックスをうませたくない。
でも 1人では かなりきつい。
家で もだえ苦しむことになる可能性は高い。
ぼくが前職からお預かりしてきた中学受験生たちで 面積図を使いこなすな人は極端に少なかったから、面積図は相変わらずハードルが高いんだとおもってる。
結局 解ければいいんでしょ
そう思ってると 数百時間を溶かすことになりかねない。
面積図という道具の習熟は 授業を受けてる時間と家での時間 双方の充実度に強く強く影響してくる。
縦と横と面積 に何を割りあてるのか
そこが1番の肝 で
図が書ければ
あとはパズル問題のように面積を解いていく問題にかわる。
1個の値段が40円、50円、77円の品物を合わせて11個買ったところ、代金が601円になりました。50円の品物は何個買いましたか。(早実の過去問)
あてはめてくと 遅いんだよ。
解けるんだけど、遅いの。
あと授業の解説のときに 辛いの。
みんなが解ってるふうな中 あてはめで解いてると ほんと 辛いの。
一昨日と昨日 和差算の特訓を小4 3人にした。
あてはめでできる問題を
線分図で解く。
あてはめではなく、立式できるかどうか も鍛えてる。
なんとなく解く から 解法を自分なりに言語化して解く
そういう特訓。
面積図の 縦と横 を 4年生前半のうちに
条件反射で置き換えるられるようにしておこうと思った。
あの子たちが 先に進むにつれ必要になっていく
図化と立式と言語化の能力
いろいろなことを鍛えられるとおもう。
何より それを教えずに気づくまで取り組ませて 自力で定着まで持っていければ
思考力と 算数への興味 は段違いのレベルに持っていけるんじゃないかな。
国語のほかに
算数もほーぷに 分数の達人に いろいろ走らせてるけど
『図にする訓練』も 並行して 彼らと勉強していく柱 にしていこう。