今朝はひさしぶりに2人で勉強している

 

 

 

 

船橋はこないだの週末 文化祭。

 

 

 

 

 

外装のなんかのまとめ役になったとかで、この2週間ちょぼちょぼしかきっと勉強が進まなかったんだろう

 

 

  

 

 

今朝は保育園にダッシュであずかってもらって

集合してる。

 

 

 

  

 

 

  

 

 

 

 

 

 

いつも待たされてばかりなので、シャッターの前で彼が待っているのをみて

 

なんだかいい気味だとおもったのは 内緒だ。

 

 

  

 

 

 

  

 

  

 

 

歌詞みたいだ。

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

長いもので 彼とは6年以上のつきあいになる。

 

 

  

 

すずのきを3月半ばにつくって春休み体験みたいなのを設定した最初に入ってくれた子たちのひとり。

 

 

 

 

 

 

ついに 高校3年生だから

 

 

最後のひとり という言い方もできる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

実際 この塾 すずのきは

彼をベースにつくってきたところもある。

あたりまえの基準は ぼく由来ではなく彼由来なことが多い。

 

 

  

 

  

小5の3月にはじめてやってきて

 

 

2週間で小6のほーぷを終え、

 

そのあと何をやったかはあんまり覚えてないけど

 

 

たぶん教室づくりを熱心にやってくれたんだとおもう。

 

 

  

 

 

 

  

このキャラクターは 彼がつくってくれたもの。

 

 

すずるん という。

 

 

 

  

 

 

 

 

ほかにも 教室にある掲示物のいくつもが彼の創作物だったりする。

 

 

 

 

  

 

 

もちろん 机もつくったし 椅子もつくったし 棚もつくった 床もはった。

 

  

すずのきのさいしょ 大きな方の教室はがらんどうで

 

借りてたは借りてたけど、何もおいてなかった。

 

 

  

 

 

徐々に徐々に ものをいれてった。

 

 

  

 

 

 

 

 

 

気づいたら すずのきは 椅子も机も生徒も増えてきて

 

 

彼も 松戸一中で 学年一位になったり

 

公立入試の数学で満点をとって船橋に進んだり

 

河合模試で 県で総合6位になってみたり

 

 

いろいろと成長してきた。

 

 

  

 

 

 

 

6年間をふりかえるに

 

 

予定通りだったり

おおいに期待はずれだったり

 

奇跡のような進み方だったり

 

 

 

なんともいえない いろいろあった6年間だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学年1位経験者で 船橋に進んでるなんて

もう言うことなしの優等生にきこえるじゃない?

 

 

 

   

 

 

 

 

 

 

実際、中学のときは運動部の部長だったし、高校でもずっと週5とか週6とかの運動部を続けてきた。

 

 

  

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

  

 

まぁ きれてもめて ゆずってゆずって の6年間だったよね。

 

  

 

 

彼の方がぼくの100倍くらいはゆずってるだろうけど

 

激しい権力闘争をくりかえして 今日ここにいたってる。

一番きびしく接してきたとおもう。

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

  

 

 

学力を上げる というプロジェクトのもと

思想がちがうものたちがバチバチと ベストをさがすわけ。

 

 

  

 

 

そこには 部活もゲームも友達も学校のテストも体調も あれやこれや割り込んでくる。そこに 「うるさい、勉強」とさらに割り込みをいれいていく。

 

  

 

 

 

 

  

 

  

 

 

今朝みたいに 朝からずっと勉強させられたらどんだけ楽かとも思うんだけど

 

 

そういうわけにもいかない。

 

 

 

 

 

むすめとか小学校に行くのは 週に2,3回でいいんじゃないか

とも たまに思うんだけど

 

 

そう育つと よりよい社会の構成員になれない気もして、そうさせるわけにもいかない。

 

 

 

 

  

 

 

思うように勉強生活というのは 進まないものだ。

 

  

 

 

  

 

 

  

 

 

現実と向き合って 折り合いをつけて ベストを尽くしていく。

 

 

  

 

 

  

 

 

そんなふうにこれまでやってきて すずのきがある。

 

 

  

 

 

  

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひさしぶりに 机がペンでたたかれている音を聴いてる。 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

  

夏の暑い日 ひんやりとした森の中のきれいな水か

 

 

それか 彼がペンで机をたたくリズム。

 

 

 

 

 

 

 

 

人生で一番 聞いてて幸せな音かもしれない。