これこそが もっともむずかしい。
理由は
高校生には勉強がむずかしいから。
高校の勉強自体も難しいし
高校生には誘惑もたくさんある。
その中で
勉強に時間を配分して
しかも
全国の頭のいい人たちがたくさん目指してくるような大学の選抜に合格するほどに時間を配分するのは
ほんとうにほんとうに難しい。
高校生は 言っても聞かないけど
きほん ほとんど進路のことは現実的に考えてないし
そもそも 現実的に考えられるほどに情報も持っていないんだよ。
15,16歳に進路を決めさせて、「そのためにここに進む必要があるから、毎日頑張りなさい 」って言っても意味なさそうでしょ。
だから なんとなく 高校受験と同じノリですすむ。
そうなると 中学受験の上澄みや 全国から東京に集まる猛者にかなうわけもないので
現実的に 自分が進めそうな進路に進んでいく。
当然の流れでは あるんだけど
ぼくは 1対2の個別指導塾時代 それがどうにも腑に落ちなかった。
『選択を先のばしする』ことで
時間を他の高校生活にあて
気づかないうちに その子の進路が限定されていく。
勉強さえすれば 全国から人が集まってくる場所で4年間なり6年間なり チャンスをさがせるのに
そうではない進路に進んでいく。
大多数の子が「思うように勉強できないんです」とか「自分ではがんばってるんですけど」って力なく笑いながら。
それがすごく納得できなかった。10代がしていい顔じゃないんだよ 赤ちょうちんにいるんじゃあるまいし。
進学塾すずのきは 高校で通用するように 設計してる。
どこの中学に進もうが どこの高校に進もうが
高校での勉強で活躍できなければ 進路が先細りする。
それは 高校生なんだから本人が背負うところ と言ってしまったら それまでなんだけど
そういいきってしまうには気の毒になるほどに
高校生たちは見事に勉強できない高校生たちになっていく。
自分にとって大切な大切なあの子の
進路が......
高3であの顔をすることになったら.....
と ぼくはおもってしまうので
すずのきでは
勉強ができる高校生に育てよう
と
小学生のうちから 丸つけもそうだし解説の読み込みもそうだし科目の切り替えもレクチャーの読み込みも そのほとんどを本人にわたしてる。
そのやり方だと
はじめの数年は 進みが遅い子もたくさんいるけど
結局 大切なのは 出口なんじゃない?どう勉強するかなんじゃない? なんておもってるから
すずのきはあまり今の到達度を気にするっていうよりは どう変わっていてどう変わっていきそうかを気にしてる。
勉強のし始めの数年なんて たくさん時間を溶かしたらいい。
その中で 試行錯誤するから キラリと磨かれていくんだから。
大学受験はむずかしいよ
何が難しいって
相手のレベルもあるし
内容もそうなんだけど
何より 生徒本人が言うこと聞かないからね
高校生と向き合うのって 大変そうでしょ?
とっても大変だよ
大切なあの子にさ 力なく笑ってほしくないんだよ。勉強なんてやればできるようになるんだから。
ためしに進学校の進学先をみてみるといいよ。
下 サンブンのイチ あれ?っておもうから。
どう育つか っていうのが 本当に本当に大切。
おっ
4人目が来た。