昨日 高3にこう言われた。
「24日から定期テストがあって、今回の定期テストの結果次第では、学業奨励賞がもらえるので、定期テストの勉強をしてもよろしいでしょうか?」
いいよ
って応えたんだけど、内心は 当然NOだ。
定期テストも学業奨励賞もどうでもいい。
それよりも来年から異国ではじまるサバイバルのために1語でも頭にいれていくべきだ。
気が狂うほどに 英語を勉強して
そこまでしても あちらで困る
そういう世界が待っている とぼくは想像してる。
日本人コミュニティがどれほど充実していたとしても
そこから飛び出して 現地コミュニティに入る方が 魅力的にぼくにはおもう。
だから 信じられないほど 英語をやっておくので それでいいとおもう。
ただ 本人が やりたいという勉強を折るのは 結構大変なことで
充分な説得力がいる。
現地に行って困るのは ぼくではなく彼女で
準備不足に困るのも彼女。
いま もらえるかもしれない学業奨励賞もなにがしかの意味を持つかもしれないし 持たないかもしれない。
2週間3週間の期間を軽んじずに詰めることが 気が狂うほどの勉強だと思うけど
自分の勉強のハンドルを握るのは 自分であるべきだものね。
だから すごくいやだったけど
定期テストの勉強をしていいよ ってことにした。
昨日 夜21時くらいかな
みてたら しっかりと英単語の学習をしていた。
今日も 見ていたら
中盤にIELTS もいれていたし
最終盤に 単語もいれていた。
すこし成長を実感した。
高校生に単語の勉強をさせるのは むずかしい。
1年以上継続的に 真面目に真剣に そして強烈に 勉強を続けるっていうのは 普通の人にはできないことなんだとおもう。
超がつくほどむずかしい。
最近はお預かりしていないけど 平均にいかない中学受験生に暗記をさせるのくらいむずかしい。
中学生指導の比ではない。
でも もしかしたら大丈夫かもな
なんて 少しだけおもった。
遠い道を
たぶん 見えないくらい果てしない遠い道を
軽やかに
加速しながら
進んでいってほしい。
もしかしたら できるかもしれない
そうおもった。